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製造業の給料・年収について SALARY OF MANUFACTURING INDUSTRY

製造業の給料はいくら?学歴や年代での年収の違い、収入を上げる手当について

“ものづくり”に興味があり製造業への就職を希望しているものの、実際に就職するかを決める際は年収・給与がどれくらいなのかもポイントになるのではないでしょうか。

そこで、年代別・年度別・雇用形態別など、製造業の平均年収について解説します。

製造業で給料をあげるための手当・資格についてもご紹介するため、製造業への就職を決める際の参考にしてください。

製造業の平均年収について

国税庁の「平成30年分民間給与実態統計調査結果について」によると、給与所得者の平均年収は440.7万円です。

製造業では、どのようになっているのでしょうか。まずは、製造業の年収について詳しく解説していきましょう。

製造業の平均年収はいくらか

製造業における平成30年の平均年収は519.5万円で、全国平均よりも80万円ほど高くなっています。
年齢やスキル、職種、役職の有無などによって年収は大きく異なりますが、業種や地域、学歴などによる年収の差もあるのが一般的です。

他業種と比較して製造業の平均年収は高いか

国税庁の業種区分別に平均年収(平成30年分)は、次のとおりです。
・電気・ガス・熱供給・水道業…759.0万円
・金融業・保険業…631.3万円
・情報通信業…622.4万円
・建設業…501.5万円
・学術研究・専門・技術サービス業・教育・学習支援業…497.9万円
・不動産業・物品賃貸業…445.9万円
・運輸業・郵便業…444.6万円
・複合サービス事業…437.0万円
・医療・福祉…397.2万円
・卸売業・小売業…383.0万円
・サービス業…363.3万円
・農林水産・鉱業…311.6万円
・宿泊業・飲食サービス業…250.6万円
519.5万円となっている製造業の平均年収は上から4番目となっており、他業種に比べて高めであることがわかります。

年齢や性別によって年収は異なるか

製造業の平均年収をもう少し詳しく分解してみましょう。厚生労働省の「令和元年賃金構造基本統計調査の概況」では次のように記載されています。

年齢 男性の年齢別月収 女性の年齢別月収
生産労働者 管理・事務・技術労働者 生産労働者 管理・事務・技術労働者
20~24歳 20.0万円 21.5万円 17.9万円 20.4万円
25~29歳 22.9万円 25.7万円 18.8万円 22.8万円
30~34歳 25.4万円 30.3万円 19.0万円 24.5万円
35~39歳 27.7万円 35.7万円 19.7万円 25.6万円
40~44歳 29.8万円 40.1万円 19.9万円 26.6万円
45~49歳 31.6万円 43.9万円 20.6万円 27.9万円
ボーナスや手当などを考慮しつつ換算すると、製造業における年代別年収の目安は次のとおりです。
・20代…300~400万円
・30代…400~500万円
・40代…500~600万円
製造業の現場では、体力や力を要する仕事も多くあります。そのため、性別や年齢によって業務内容が変わり、年収に差が出ることも少なくありません。
しかし、体力も力もある人なら、若くても平均以上に年収を得られる可能性があると解釈することもできます。

年度によって平均年収は増えているか

ここ数年は景気が上向きだったこともあり、全業種において年収は上昇傾向にありました。平成30年の製造業の平均年収519.5万円は、対前年比2.4%の伸び率となっています。

しかし、令和2年においては新型コロナウイルス感染症の影響などから給与を据え置く企業も見受けられます。

地域によって製造業の平均年収は変わるか

製造業の年収は、地域によっても大きく異なります。

例えば、青森や沖縄では製造業の月収は21.6万円ほどであるのに対し、東京では37.3万円、神奈川では35.1万円が平均です。また、自動車関連企業が多い愛知県では31.2万円、家電メーカーが多いといわれる大阪では32.7万円が製造業の平均月収となっています。

地域によって月収10万円以上、年収にすると100万円以上の差があることがわかります。
ただし、地域によって最低賃金に違いがあるため、全業種で年収の地域間格差が発生することも忘れてはいけません。

雇用形態によって年収は異なるか

雇用形態によっても年収に違いが出てきます。

雇用形態 製造業の平均月収 全体の平均月収
正社員・正職員 32.5万円 21.1万円
正社員・正職員以外 31.1万円 20.1万円
ちなみに、パートのような短時間労働者は時給1,025円~1,252円が平均となっています。

非正規労働者に比べて正社員の方が1万円ほど平均月収は高くなっています。
ボーナスなどを考慮すると、正社員か非正規労働者かでは年収に大きな差が出るといえるでしょう。

製造業の中で年収相場の高い業種、低い業種はあるか

製造業とひとくちにいっても分野はさまざまです。
ざっくり基礎素材型産業・加工組立型産業・生活関連型産業に分けられ、さらに細かく分類されます。

【基礎素材型産業】
・化学工業
・金属製造業
・石油製品製造業
・ガラス・セメント製造業
・パルプ・紙・紙加工品製造業
・プラスチック製品製造業

【加工組立型産業】
・輸送用機械器具製造業
・生産用機械器具製造業
・電気機械器具製造業
・情報通信機械器具製造業

【生活関連型産業】
・食料品・飲料・たばこ・飼料製造業
・印刷業
・衣服・その他の繊維製品製造業
・家具・装備品製造業

製造業では扱う製品も多岐にわたり、各業種によって年収は異なるのが一般的。
例えば、
・食料品製造業は景気の影響を受けにくいものの賞味期限によるロスがあるため年収が低め
・輸送用機械器具製造業は年収が高めだが、景気変動を受けやすい
・医療機器や医薬品製造業は比較的安定している

など、一概に年収相場の高低を判断することはできません。

もしも、製造業の中でも安定した企業で働きたい、高い年収を得たいと考えるならば、東洋ワーク(https://www.toyowork-kyujin.com/)のような、製造業に強い派遣会社や人材紹介会社などのアドバイザーへ相談してみるとよいでしょう。

製造業の給料を上げる方法、手当・資格について

製造業では、年齢とともにスキルがつくため年収が上がる傾向があります。しかし、できるだけ早く年収を上げたい場合は、次の方法を考慮してみるとよいでしょう。
・福利厚生の充実している会社で働く
・中小企業から大企業へ会社の規模を変える
・仕事に役立つ資格を取る
・パートやアルバイトから派遣、派遣から正社員へと雇用形態を変える

どの会社でも、労働基準法によって時間外手当・深夜労働手当・休日出勤手当を出すことは定められています。
このほか、資格手当や特殊作業手当(特殊な環境下での労働に対して支払われる)、特殊勤務手当(交代勤務など)をつける会社もあれば、住宅手当や通勤手当を出すところもあります。
就職する前に、労働条件はしっかり確認しましょう。

高卒と大卒でいくら違う?学歴による収入の違いについて

製造業に限らず、学歴も年収に影響します。
学歴別の平均月収は次のようになっています。

学歴 男性 女性
大学・大学院卒 40.1万円 29.6万円
高専・短大卒 31.4万円 26.1万円
高校卒 29.2万円 21.5万円

18歳で高校を卒業して働く人と、24歳で大学院を卒業して働く人とでは6年の差があります。
早く社会に出た期間分だけ多く稼げるという人もいますが、年収の上り幅を考慮すると大学・大学院まで卒業しておく方がよいのではないでしょうか。

まとめ

ほかの業界に比べて製造業は年収が高めだといわれています。
勤続年数が長くなり、スキルを身につけることで収入が上がっていくことも期待できます。

しかし、どんな製品を製造するのかによって求められるスキルが異なり、年収にも差が出てくる可能性があるのも事実です。
製造業への就職を考えているならば、どの分野で働くかをじっくり考慮したうえで選択しましょう。

「スキルがなくて就職できるか心配」「条件のよい会社で働きたい」と考えているならば、正社員だけでなく派遣も紹介しており、多くの製造業企業と取引のある東洋ワークがおすすめです。

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